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KON2 for Linux/FreeBSD は、ほそかわたつみ <hosokawa@jp.FreeBSD.org> が
FreeBSD 対応作業を行ないました。作業は主に、従来の kon-0.99.4e (下のド
キュメントを参照) のパッチの取り込み、GNU make から FreeBSD make への
Makefile の修正、FreeBSD 用パッチを当てた後で Linux でコンパイルがうま
くいかない部分の修正などを行ないました。
make するには、
# tar xvfz kon2-0.1.tar.gz
# cd kon2-0.1
# make -f Makefile.FreeBSD
(質問にはすべて [Enter] で大丈夫です)
# make
# make install
の手順で行なって下さい。
ほそかわ たつみ <hosokawa@jp.FreeBSD.org>
kon-0.99.4 に対する FreeBSD 用移植については以下の文章を参照して下さい。
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KON for FreeBSD ver 0.1
1995-06-04
小倉 貴
<ogura@st.rim.or.jp>
はじめに kon for FreeBSD は、linux の日本語コンソールである kon-0.99.4e
と kon for NetBSD(NetBSD-0.9 がリリースされた当時に移植されたもの)をベース
に移植したものです。
特徴として、シェアードメモリにフォントの情報を置くので多くの仮想コンソー
ル上で kon を起動してもメモリを多く使用しないことがあります。また、作者の
手抜き、技術力の低さからオリジナルの kon-0.99.4e より多くの機能が削除され
ています。対応していない機能については選択できない用にしています。
インストールの仕方
1.1 カーネルにシェアードメモリを設定する。/usr/src/sys/i386/conf/GENERIC
ファイルに"options SYSVSHM"の行を追加後、
config GENERIC;cd ../../compile/GENERIC
make depend;make all;cp kernel /
などを実行してリブートしてください。
1.2 このディレクトリで make config を実行してください。VGA は必ず[y]に
してください。フォントの選択はどれか一つは必ず[y]にしてください。
1.3 .config ファイルを実行モジュールをインストールするディレクトリや、
kon.cfg / man ファイルの格納先などを変更してください。デフォルトで
は以下の用になっています。
/usr/local/bin 実行モジュール格納先
/usr/local/etc kon.cfg ファイル格納先
/usr/local/man/ja_JP.EUC/man1 man ファイル格納先
1.4 kon.cfg ファイルをフォントにあわせて変更してください。記述方法な
どは doc 以下のファイルを参考にしてください。使用するフォントは
デフォルトでは linux の日本語パッケージである JE の publicfont
の k14 と ank フォントを gzip 形式で /usr/share/fonts 以下に格納
するようになっています。
1.5 make;make install を実行してください。
トラブルシューティング
kon がうまく起動しない時には、シェアードメモリが利用できるか確
認してください。 また、画面が真っ暗でもほとんどの場合ハングはし
ていませんから"exit" や "CTRL+D"、"CTRL+C" などで kon を終了させ
"vidcontrol VGA_80x30"を実行して見てください。また、XFree86-3.1
とほぼ同じ方法でコンソール上に文字を表示しているのでXが利用でき
ることを確認してみてください。
本ソフトウェア(kon for FreeBSD)はフリーソフトウェアであり、変更・配布は
自由に行っていただいて結構です。ただ、バグや感想などを私宛にメールでもし
ていただければ幸いです。
また、kon for FreeBSD を使ってハードウェアや他のソフトウェアに問題が発生
しても責任をとることはできません。
最後に、kon の作者である真鍋さん<manabe@papilio.tutics.tut.ac.jp>と
kon for NetBSD の作者である鵜飼さん<ukai@hplj.hpl.hp.com>、テストに協力し
てくださった皆様、ありがとうございました。
小倉 貴<ogura@st.rim.or.jp>
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